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中国映画「墨攻」

 2000年前の戦乱の中国を描いた同名の人気コミック(ビッグコミック掲載)を映画化した歴史スペクタクル。10万の敵に囲まれた落城寸前の小国の城が、平和のために戦うという目的で助っ人にやって来た1人の“墨家”に救われる伝説の戦を壮大なスケールで描く。頭脳明晰(めいせき)で優れた人柄の主人公を、アジアのトップスターであるアンディ・ラウが好演。敵方の武将を演じる『デュエリスト』などの韓国の名優アン・ソンギとの対決も見ものだ。日韓中が協力して作り上げた渾身のドラマに胸が震える。
 主人公の墨家の隔離(かくり=字が違うかも)はコミックでは丸坊主で小太り、決して男前ではない。しかし、アンディ・ラウの隔離(かくり)も違和感はない。存在感を示したのは韓国の名優アン・ソンギだ。日本の原作、韓国の俳優を交えて製作した中国映画は、国境を超えた新しい時代の映画づくりを予感させる。
 3D映画「アバター」は、「技術」で新時代を象徴する映画だが、この映画は「日中韓」のコラボで面白い映画ができるという意味で、良い見本となるだろう。もっと、評価されるべき映画だと思うが。

おすすめ度  ★★★★★

原題: A BATTLE OF WITS
製作年度: 2006年
監督: ジェイコブ・チャン
上映時間: 133分
キャスト:アンディ・ラウ、アン・ソンギ、ワン・チーウェン

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