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中国映画「あの子を探して」ができるまで

 過疎の進む小さな村の小学校を舞台にした映画「あの子を探して」のロケ地は、当初中国の北部を予定していた。ところが、イーモウ監督が演出を担当するオペラ『トゥーランドット』の北京紫禁城公演と重なってしまったため、急遽北京郊外での撮影となる。一方、クラスの生徒役はオーディションで決めることになっていたが、地元の小学校に通う生徒の父兄が全員の出演を希望、これを制作サイドが了承し、結局地元の生徒18人とオーディションで選ばれた10人が出演することに。イーモウ監督は、子どもたちの自然な演技を引き出すためいろいろと腐心して撮影に挑む。

 これは映画ではなく、「メイキング」だが、60分にして販売しているところがすごい。映画「あの子を探して」の出演者は全員が素人だ。大人で、一番出番が多いのは村の村長だ。全体のほとんどは、子供達であり、その撮影での苦労話が中心だ。素人なので膨大な無駄なフィルムがいるが、ワンカットのフィルム代が村人の数年分の年収だと言う事はできないという話は印象的だ。最後に、代理教師役のウェイ・ミンジ、町で迷子になったチャン・ホエクーとの別れのシーンは、涙を誘う。

 そして、撮影した「町」はどこだろうと疑問だったが、「北京」だと答えが出た。

おすすめ度  ★★★★☆

製作年度: 2002年
監督: 吉田啓
上映時間: 60分
キャスト:ウェイ・ミンジ、チャン・ホエクー、チャン・イーモウ


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