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SFアニメ「APPLESEED アップルシード」

 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の原作者として世界的にも有名な士郎正宗の原作を、人物にまでも精密に3Dで表現したフル・CGアニメーション大作。監督はアニメーションのメカニックデザインなどを手掛けてきた荒牧伸志。プロデューサーには『タイタニック』のCGアニメーターで『ピンポン』の監督、曽利文彦があたる。音楽には坂本龍一も参加。映像の美しさだけではなく、メッセージ性の強い骨太な物語にも注目だ。

 まず、タイトルの「アップルシード」とは何か。その説明の前にストーリーの背景の説明が先だろう。近未来の地球、争いを止めない人間は、ついに最終戦争をはじめ、地球を廃墟にしてしまう。
 ギリアム博士は、バイオロイド(人造人間)と共存して住む理想の都市「オリュンポス」を造る。都市機能を統括しているのはコンピュータの「ガイア」。都市の運営は、7人の人の長老達とガイアが相談して決める。最高責任者は、女性のバイオロイドの「アテナ」だ。現在は、バイオロイドの生殖機能を停止させ、争いの無い平和な世界を作り出していた。
 しかし、人が支配する防衛軍は、バイオロイドを抹殺して、人の世界を取り戻そうという勢力と生殖機能を復活させ自立を望むバイオロイドが対立していた。そして、そのバイオロイドの生殖機能を復活させるデータが「アップルシード」というわけだ。
 「E.S.W.A.T」(エスワット=オリュンポスの防衛組織)に所属する「デュナン・ナッツ」は、優秀な女兵士。相棒の「ブリアレオス」は戦いで体を失ったサイボーグだ。その「デュナン・ナッツ」が何故か何者かに狙われる。その理由は・・・

 面白いでしょ。この続編が「エクスマキナ」だったわけね。最初に「エクスマキナ」を観てしまったので、その背景を理解せずに観たが、その謎の部分が、霧が晴れていくようで気持ちいい。
 それにしても、こんな面白い世界があったなんて驚きだ。アニメは宮崎アニメ以外は、あまり積極的には観ていない。それが間違いだったことに気づく。

 まだ、この世界(フルCGアニメ)を見始めたばかりだが、この「APPLESEED アップルシード」と「EX MASHINA エクスマキナ 」の2作は素晴らしい。
 3D I-MAXでアバターのように作ったら、世界中で大ヒットするだろうと思う。ストーリーはアバターに負けていない。しかも2004年の制作だ。これからが、楽しみだ。

おすすめ度  ★★★★★

原題: APPLESEED
製作年度: 2004年
監督: 荒牧伸志
上映時間: 103分
キャスト(声):小林愛、小杉十郎太、松岡由貴

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