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民主大敗の参院選に思う

 予想以上の民主党の大敗に終わった参院選。現状の54議席前後と予想していたが、実際は44とさんざんな結果だった。躍進すると思った国民新党は0、社民党も-1の2議席止まりに後退してしまった。自民党とみんなの党だけが躍進する結果となった。

 選挙が終わり、その理由がいろいろと取りざたされているが、やはり管首相の唐突な「消費税踏み込み発言」は大きい。この発言が無かったら10議席は減っていないと思えるのだ。
 私自身、この発言がなかったら比例は「民主党」に投じていたと思うが「社民党」に変えた。それは、「消費税」の前に「公務員制度改革」や「事業仕分け」「特別会計への切り込み」が先だろうという思いがあり、経団連や財務省の主張を代弁している管首相に、「待った」をかけたくなったのだ。

 「政権交代」を支持し、民主党を応援してきた立場でも「管首相」は半信半疑だ。イラ管と言われても「財務省はバカばかり」と言っていた時のほうが「市民派目線」だった。官僚と対峙していた姿には「期待感」があったのだ。

 今は、どう贔屓目にみても、「官僚目線」である。この変節は本音なのか?それとも、本音を隠して爪を研いでいるのか? 見極める前に参院選が行われてしまった。

 「強い経済、強い財政、強い社会保障」と第三の道を主張する管首相だが、財務省の陰を感じずにはいられない。「消費税をあげても景気は後退しない」という論法も、財務省に都合のいい詭弁でしかない。「ギリシャのように日本をしてはならない」という主張も胡散臭い。財務官僚に丸め込まれた感がプンプンする。

 理念を売った元市民派として短期政権で終わるのか、したたかに官僚を操る策士として生き延びるのか、今は監視するしかない。

 一つ、言えることは、政権交代となってこの1年弱、民主党は思い切った政策を実行し、国民の支持を得る絶好のチャンスを逃した。借金が一時的に増えてもマニフェストを断行するべきだった。暫定ガソリン税を撤廃し、ガソリンを安くするだけでも、支持は増えたはずだ。与党の驕りで、スピード感を無くしたことのツケがきたと言えよう。

 どちらにしても、「ねじれ国会」となって、政策の実現に時間がかかり、政治が停滞することを覚悟しなくてはならない。

 この選択をしたのは我々なのだから、受け入れざるを得ないのである。

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