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2010年9月

メデューサ

2000年香港映画。DVD観賞。

武装した一団が、繁華街のマンホールより下水道内に降りてくる。 そして下水道内にいた蛇の群れを見つけると、火炎放射器で焼き殺した。 さらに、その奥に蛇のものらしき巨大な卵を発見、それも焼き払った。その間に、マンホールから地上へと一匹の蛇が這いずり出る。 それは全裸の女性へと変身を遂げた。彼女は雨の街をうろつき、やがて1軒の店の軒先にうずくまると、そのまま寝入ってしまう。翌朝、その店の主人の男が店を開けようとして、その全裸の女性に気づく。 その女性を密入国者だと勘違いした男は、警察に連絡すると強制送還されることから、こっそり自宅に連れて帰った。 その男あてに、いとこの男が、恋人が開発した殺虫剤の投資の依頼のため、やってくる。

家庭用ホームビデオで撮影したような香港街のシーンでスタート。

蛇女役の日本人女優野本美穂が頻繁に裸を披露。う〜ん、やっぱりB級映画だったか。

おすすめ度  ☆☆

原題: SEX MEDUSA/獣性難馴
製作年度: 2000年
監督: ロー・ワイタク
上映時間: 100分
キャスト:キャリー・ン、野本美穂、ヴィンセント・ウォン

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キャッツ&ドッグス

2001年制作。DVD観賞。

有史以来続いてきた犬族vs猫族の闘い。その戦いの歴史に、新たな展開が始まろうとしていた。閑静な住宅地に暮らすブロディ教授の愛犬が何者かによって誘拐されてしまう。このブロディ教授は人間の犬アレルギーを治す画期的な新薬を開発中。このことに危機感を抱いた世界征服の野望を抱く猫族のリーダー、ミスター・ティンクルズは逆に、ブロディ家を突破口に永年の野望実現を目論むのだった。それを知った犬族の諜報局員たちはブロディ家に優秀なエージェント犬を送り込むべく画策するのだが、手違いから何も知らないビーグル犬のルーが教授のペットとなってしまう。犬族は仕方なくルーを優秀な諜報犬にするべくサポートするのだが、猫族も様々な刺客を送り込み、ここに壮絶な死闘が始まるのだった。

2010年に続編が出ているが、これは、その初期の作品だ。犬と猫が実は言葉をしゃべり、知能が高いという設定。しかし、腹を撫でられるのは至福の喜びという、ちょっと、まぬけな感じだが、真面目なところが笑える。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: CATS & DOGS
製作年度: 2001年
監督: ローレンス・ガターマン
上映時間: 87分
キャスト:ジェフ・ゴールドブラム、エリザベス・パーキンス、ミリアム・マーゴリーズ

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ザ・テロリスト

2009年カナダ制作。

『ブラッドレイン』のウーヴェ・ボル監督によるバイオレンスアクション。地球の温暖化や食糧危機、人口過剰、そして自分の日常にもウンザリし常に怒りに満ちていた青年・ビル。自分以外のすべてを憎む彼の憎悪が、無差別大量虐殺を決心させる。

85分と短いが、衝撃的な映画。イライラしている主人公・ビルの計画が、成功するはずがないと思っていたが、意外な結末。銀行で強奪したカネもすり替えた偽札を燃やして、後からの捜査を免れるという知能犯。この映画は面白い。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: RAMPAGE
製作年度: 2009年
監督: ウーヴェ・ボル
上映時間: 85分
キャスト:ブレンダン・フレッチャー、ショーン・サイポス、マット・フルーワー

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ハワード・ザ・ダック

1986年制作。

アヒルのハワードの活躍をコミカルに描いたSFアドベンチャー。遠くの天体を観測するために開発された高エネルギー砲。ところが思わぬアクシデントにより、遥か彼方の惑星から知的なアヒル、ハワードを呼び寄せてしまう。彼と出会った少女は、科学者の協力を得て、ハワードを元の惑星に送り帰そうとする。だが、ハワードと同時に、宇宙の深淵に封じ込められていた暗黒魔王もまた、地球に降り立っていた。

結構古いのに、古さを感じさせず、面白かった。特に後半がスピード感があって好きだ。荒唐無稽な設定なのに、妙にリアルな説明があって納得させられる。リー・トンプソンの際どいシーンもいい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: HOWARD THE DUCK
製作年度: 1986年
監督: ウィラード・ハイク
上映時間: 111分
キャスト:リー・トンプソン、ジェフリー・ジョーンズ、ティム・ロビンス

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ふたりにクギづけ

2003年制作、DVD観賞。

『メリーに首ったけ』のファレリー兄弟の最新作。双児の兄弟を演じるのは『ボーン・スプレマシー』のマット・デイモンと『恋愛小説家』のグレッグ・キニア。ファレリー兄弟が13年間温めてきた企画だけあって、ラストの思わぬ感動的な展開に胸が熱くなる。

この映画もっと古いと思っていたが、意外に新しい。おなかが繋がった双生児の物語、ちょっとドッキリさせられる内容だが、明るくて湿っぽくないのがいい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: STUCK ON YOU
製作年度: 2003年
監督: ボビー・ファレリー
上映時間: 119分
キャスト:マット・デイモン、グレッグ・キニア、エヴァ・メンデス

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食べて、祈って、恋をして

2010年制作、映画館で観賞。

世界中の女性から絶大な支持を受けるエリザベス・ギルバートの自伝的ベストセラー小説を、ジュリア・ロバーツを主演に迎えて映画化した人間ドラマ。ジャーナリストとして活躍するヒロインが離婚と失恋を経て、自らを立て直すために出た旅の日々を描く。ヒロインの人生を変える男性に『ノーカントリー』のハビエル・バルデムがふんするほか、『スパイダーマン』シリーズのジェームズ・フランコらが共演。イタリアやインド、バリ島でロケを行った美しい風景も見どころ。

元夫、恋人、バリの恋人と3人の男が登場するが、みんないい男。3人とも主人公を愛している。それをこの主人公は、心が満たされず、わがままを言っているだけに見える。特に、二人目の恋人は、彼女がなぜ去るのか納得がいかないはずだ。

ジュリア・ロバーツと一緒に旅行をしていると考えればいいかも。ジュリア・ロバーツってイチローと同じ顔の骨格だとおもいませんか?

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: EAT PRAY LOVE
製作年度: 2010年
監督: ライアン・マーフィー
上映時間: 140分
キャスト:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ

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食堂かたつむり

2010年新作DVD。

小川糸原作の同名のベストセラー小説を『ウール100%』の富永まい監督が映画化した、じんわりと心にしみる人生賛歌。失恋の痛手から一時的に心因性失声症を患った主人公が実家に戻り、食堂を開いて人々を料理で癒やしていく様を描く。ヒロインは自身も大の料理好きだという柴咲コウ。その母親役を『ディア・ドクター』の余貴美子が演じている。アニメーションやCGを交えた、ファンタジックな世界に引き込まれる。

ちょっと中途半端な感じ、もっと料理を強調しても良かったのでは。主人公が声を失った理由もよく解らないし、説明不足。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 富永まい
上映時間: 119分
キャスト:柴咲コウ、余貴美子、ブラザー・トム

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最強ロマンス

2007年韓国映画。

完璧なルックス、射撃と武術の腕も一流の正義感に溢れた刑事 カン・ジェヒョク(イ・ドンウク)は犯人を追跡中に屋台でおでんを食べていた熱血漢に溢れる女性記者 チェ・スジン(ヒョンヨン)に追突。ジェヒョクの脇腹にはスジンが食べていたおでんの串が刺さってしまう。しかも、この事故が記事になりジェヒョクは大恥をかく。一方、スジンも大恥をかかされたことから運命の出会いは宿命の天敵へと変わっていく。そんな2人が“チェ(最)・ガン(強)”報告書のために同行取材することになるが・・・。

先端恐怖症の刑事と女性記者のラブ・コメディ。おでんの串が腹にささるシーンは笑える。

おすすめ度  ☆☆☆

原題: THE PERFECT COUPLE/BEST ROMANCE
製作年度: 2007年
監督: キム・ジョンウ
上映時間: 109分
キャスト:イ・ドンウク、ヒョン・ヨン、イ・ジョンホン

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愛しのサガジ

2004年韓国映画。

『愛しのサガジ』の“サガジ”とは韓国語で“礼儀知らず”の意味。共演はドラマ『チェオクの剣』や映画『デュエリスト』で日本でもお馴染みの韓流スターとなった若手女優ハ・ジウォン。人気者の2人が繰り広げるシンデレラ・ストーリー。

高3のハヨン(ハ・ジウォン)は、初のボーイフレンドに100日目にしてフられてしまう。腹いせに、道端にあった空き缶を蹴飛ばすが、大学生ヒョンジュン(キム・ジェウォン)の高級外車に傷を付けてしまった。弁償できないハヨンにヒョンジュンは「1日3万ウォンで100日間“召使い”になれ」と要求。ハヨンも同意したものの、山のような仕事を押しつけられる。ある日、修理代が実は1万ウォン程度だということを知り、そこから彼女の仕返しが始まる…。

ハ・ジウォン出演のラブ・コメディ。笑える。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: 100 DAYS WITH MR. ARROGANT/SSAGAJI MY HONEY
製作年度: 2004年
監督: シン・ドンヨプ
上映時間: 96分
キャスト:キム・ジェウォン、ハ・ジウォン、キム・テヒョン

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偉大なる遺産

2003年韓国映画。

名門大の心理学科を卒業したが、兄に金をせびり<白手(プー 太郎)>生活を送るチャンシク(イム・チャンジョン)。タレントになることが夢だが、未熟な演技力で毎度落選するレンタルビデオ店の娘<白鳥(女プー太 郎)>ミヨン(キム・ソナ)。

同じ町内の白手と白鳥の縄張りが接したところで、二人は思わず正面衝突し、チャンシクは両手に握っていた小銭を落としてしま う。大切な小銭を一つ一つ数えてみるけれど、100ウォン(約10円)が足りない。事件の主犯ミヨンにすごんでみても、最後まで100ウォンは出てこな かった。

このようにして天敵になった小心者の白手たち。そんな彼らの前に大事件が。偶然、町内の老人の轢き逃げ事故を目撃してしまった二人は、翌日、目撃 者に謝礼500万ウォンを与えるという横断幕を見て理性を失う。

いや〜面白かった。うるさいのには閉口するが、それがまた笑える。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: THE GREATEST EXPECTATIONS
製作年度: 2003年
監督: オ・サンフン
上映時間: 115分
キャスト:キム・ソナ、イム・チャンジョン、コン・ヒョンジン

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マイ・リトル・ブライド

2004年韓国映画。

少女マンガのような恋に憧れる女子高校生と軟派な大学生がある事情から結婚しなければならなくなったことで起こる騒動を描いたラブ・コメディ。メガフォンをとるのは、本作が長編監督デビューとなるキム・ホジュン。ヒロインの16歳の幼妻を演じるのは、『箪笥』「風の絵師」のムン・グニョン。高校生と結婚することになった大学生・サンミンを演じるのはドラマ「屋根部屋のネコ」のキム・レウォン。ありえないトラブルに爆笑の連続。

おすすめ度 ☆☆☆☆

原題: MY LITTLE BRIDE/YOUNG BRIDE
製作年度: 2004年
監督: キム・ホジュン
上映時間: 117分
キャスト:キム・レウォン、ムン・グニョン、パク・チヌ

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君に捧げる初恋

2003年制作韓国映画。

赤んぼうのころからお互いを知っている男女の恋愛の軌跡を描いた純愛ラブコメディ。初恋の相手を一途に想い続ける青年役に『猟奇的な彼女』のチャ・テヒョンが、彼のマドンナ役に『四月の雪』のソン・イェジンがふんする。韓国のTVドラマ「ハッピー・トゥギャザー」などの演出家、オ・ジョンノク監督が初めてメガホンをとった意欲作だ。チャ・テヒョン自身も主人公と同じように、高校時代からの恋人を思い続けていることで有名なだけに、そのリアルなまでの熱演ぶりは必見。

チャ・テヒョンとソン・イェジンの組み合わせに興味があったが、映画としては、B級。観ていても一方的な愛がうっとうしい。

おすすめ度  ☆☆

原題: CRAZY FIRST LOVE/初恋死守決起大会
製作年度: 2003年
監督: オ・ジョンノク
上映時間: 103分
キャスト:ソン・イェジン、チャ・テヒョン、ユ・ドングン

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ミムジー

2007年制作のSFファンタジー。

家族で避暑地へとやって来たノアとエマの幼い兄妹は、砂浜で遊んでいたときにプリズムを発する板とウサギの人形が入った箱を見つけ、人形を『ミムジー』と呼ぶことにした。そんなある日、プリズムを発する板が原因でアメリカ全土が大停電となってしまい、2人は政府の指示で施設に隔離される羽目に。だが、折りしもミムジーからのメッセージを受け取った2人は、不思議な力に導かれて施設を飛び出してしまう。実はミムジーは、未来の人々が失ってしまった純粋な心を取り戻すために現代へと送り込まれてきたものだったのだ。施設から出た2人は、ミムジーを未来に戻そうと決意するが…。
幼い兄妹が未来からやって来た人形と心を通わせて、世界の命運をかけて奮闘するさまを描いた、心温まるスピリチュアル・SFファンタジー。

「ロード・オブ・ザ・リング」で製作総指揮を務めたロバート・シェイ監督のもと、「ゴースト/ニューヨークの幻」の脚本家ブルース・ジョエル・ルービンら、名だたるスタッフが結集し、幻想的でファンタジックな作品を紡ぎだした。

出演は、名子役と注目される「ハルク」のリアノン・レイ・リン、「普通の人々」のティモシー・ハットン、「グリーンマイル」のマイケル・クラーク・ダンカン、「トランスフォーマー/リベンジ」のレイン・ウィルソン、「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで」のキャスリン・ハーン、他。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: THE LAST MIMZY
製作年度: 2007年
監督: ボブ・シェイ
上映時間: 90分
キャスト:クリス・オニール、リアノン・リー・リン、ジョエリー・リチャードソン

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NINE

2009年制作。新作DVD。

『シカゴ』のロブ・マーシャル監督がメガホンを取り、『イングリッシュ・ペイシェント』のアンソニー・ミンゲラ監督が脚本を手掛け、トニー賞受賞の同名ブロードウェイ・ミュージカルをオールスター・キャストで映画化。主人公に『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』のダニエル・デイ=ルイス、彼を取り巻く女たちにマリオン・コティヤールやニコール・キッドマンらアカデミー賞受賞者がきらびやかに華を添える。ゴージャスなステージで繰り広げられるエモーショナルな歌とダンスに注目。

ダニエル・デイ=ルイスが有名な監督役。スランプで何も思いつかないが、準備はどんどん進んでゆく。その間でも、夫婦の問題や愛人との確執などが絡み、追い込まれていく。途中途中にゴージャスなステージで繰り広げられるが、その意味がよく解らない。ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレンが貫禄。ダニエル・デイ=ルイスが何故かかっこいい。

おすすめ度  ☆☆☆

原題: NINE
製作年度: 2009年
監督: ロブ・マーシャル
上映時間: 118分
キャスト:ダニエル・デイ=ルイス、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、リオン・コティヤール、ニコール・キッドマン、ソフィア・ローレン

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アイリスの花の咲く頃

2000年制作。

センチメンタル・ストーリーズ』と銘打って発売された、チ・ジニが俳優としてのキャリアの初期に出演した短編ドラマ集の一篇。話が二話構成になっていて、後半の二話はチ・ジニはまったく出てきません。共通点は絵だけ。
清々しい風景の中、人々の穏やかなふれあいのドラマが、とても心地よく胸に響いてくる作品です。最後まで語られない点も多いのですけど、それも余韻として深みを感じさせます。
疲れたとき、一服の清涼剤としてお勧めかも。

おすすめ度  ☆☆☆

原題: When Iris Blossoms
製作年度: 2000年
上映時間: 58分
キャスト:チ・ジニ、クォン・ヘグァン、イ・ヨンハ

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ビッグ・スウィンドル!

2004年制作韓国映画。

1996年に韓国で実際に起きた“韓国銀行事件”を基に作られた、小粋なクライムムービー。脚本と監督を担当したチェ・ドンフンは本作で2004年大鐘賞新人監督賞他多数の賞を受賞。“天才ストーリーテラー”の名を欲しいままにした。主演はTVドラマ『パリの恋人』で人気のパク・シニャン。彼を誘惑する美女には『箪笥』のヨム・ジョンア。突如消えた大金を巡り、だまし、だまされる人間ドラマにぐいぐいと引きこまれる。

パク・シニャンは好きな俳優だ。この映画では、頭のいい詐欺師の役。見応えあり。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE BIG SWINDLE
製作年度: 2004年
監督: チェ・ドンフン
上映時間: 115分
キャスト:パク・シニャン、ヨム・ジョンア、ペク・ユンシク

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ゴールデン・スランバー

2009年制作。新作DVD。

人気作家・伊坂幸太郎の同名ベストセラー小説を、『アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー』に続き中村義洋監督が映画化したサスペンス。巨大な陰謀に巻き込まれ、首相暗殺の濡れ衣を着せられた宅配ドライバーの決死の逃避行をスリリングに描く。主演は、中村監督の『ジェネラル・ルージュの凱旋』でも共演している堺雅人と竹内結子。そのほか吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明といった実力派キャストが顔をそろえる。

139分は長い。せめて120分、いや100分にまとめてくれたらスピード感があって良いと思うのだが、何故こんなに長くするのか意図が解らない。観ているほうが、だれるのだ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 中村義洋
上映時間: 139分
キャスト:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、香川照之、柄本明

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クリーン

2004年制作。DVD観賞。

夫を薬物中毒で亡くし一人息子の養育権も奪われてしまった母親が、息子を取り戻そうと奮闘する人間ドラマ。息子と暮らせる日が来ると信じて人生をやり直そうとするヒロインを『2046』のマギー・チャンが熱演し、第57回カンヌ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞した。監督は、彼女の元夫で『夏時間の庭』のオリヴィエ・アサイヤス。共演には『ホテル・ルワンダ』のニック・ノルティ、『屋敷女』のベアトリス・ダル、『ランジェ公爵夫人』のジャンヌ・バリバールらが顔をそろえる。

久しぶりのマギー・チャン。売れないシンガーソングライターの役だが、最初はよく解らなかった。義父との関係に絆を感じる。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: CLEAN
製作年度: 2004年
監督: オリヴィエ・アサイヤス
上映時間: 111分
キャスト:マギー・チャン、ニック・ノルティ、ベアトリス・ダル

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ボルト

2008年制作。DVD観賞。

大人気のテレビショーで活躍中のスター犬、ボルトが迷子になり、アメリカ横断の大冒険を繰り広げるアニメ。『ムーラン』の原案者クリス・ウィリアムズと『チキン・リトル』のアニメーター、バイロン・ハワードがタッグを組んでいる。主人公ボルトの声を担当するのは『ヘアスプレー』のジョン・トラヴォルタ。ボルトとテレビショーで共演する人間の女の子の声をマイリー・サイラスが務めている。お騒がせ犬ボルトら、登場する愛嬌(あいきょう)たっぷりなキャラクターたちに注目だ。

表情豊かなキャラクターが魅力的。シナリオもしっかりしていて見応え充分。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: BOLT
製作年度: 2008年
監督: バイロン・ハワード
上映時間: 96分
キャスト(声):ジョン・トラヴォルタ、マイリー・サイラス、スージー・エスマン

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重力ピエロ

2009年制作。DVD観賞。

作家・伊坂幸太郎のベストセラー小説である、傑作ミステリーの映画化作品。数々の伏線を基に、一つに絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から今へとつながる家族の真実が明らかにされる。物語の核となる兄弟役に挑むのは、『それでもボクはやってない』の加瀬亮と『天然コケッコー』の岡田将生。主人公の両親にふんするのは、小日向文世と鈴木京香。監督デビュー作『Laundry ランドリー』で高い評価を得た、森淳一の演出手腕にも注目。

高校生にレイプされ妊娠した母親(鈴木京香)。夫婦は子どもを産み自分たちの子として育てることにする。仲の良い兄弟として育った二人だが、ある日、街に連続放火の事件が起きる。

まず、父親(小日向文世)の生き様に共感を覚える。ガンでたんたんと入院するシーンや、最後に子どもたちに詰問するシーンがいい。ストーリーも予想がつかない。内容は「レイプ」や「ストーカー」「放火魔」「殺人」なのに、何故か爽やかなのが不思議だ。「重力ピエロ」というタイトルも好きだ。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 森淳一
上映時間: 119分
キャスト:加瀬亮、岡田将生、小日向文世

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私がクマにキレた理由(わけ)

2007年制作。DVD観賞。

ベビーシッターの目から見た上流家庭の実態をリアルに描き、アメリカの女性から支持されたベストセラー小説を映画化。監督は『アメリカン・スプレンダー』のシャリ・スプリンガー・バーマンとロバート・プルチーニ。マンハッタンのセレブ一家の子守りとなるヒロインを『マッチポイント』のスカーレット・ヨハンソンが演じる。共演はグラミー賞歌手のアリシア・キーズら。小悪魔女優スカーレットがイメージを一新して演じる、恋に仕事に悪戦苦闘する等身大のヒロイン像に注目。

ベビーシッターは下層階級の仕事だが、ヒロインは、大学卒の中流家庭育ちだ。一流証券会社の面接を受けるも、何がしたいのか解らず、悩む主人公だが、ふとしたきっかけで、人生勉強と軽い気持ちでベビーシッターに・・・しかし、ベビーシッターの仕事はそんなに甘くはなかった。

最後のキレた主人公に溜飲が下がる。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE NANNY DIARIES
製作年度: 2007年
監督: シャリ・スプリンガー・バーマン
上映時間: 106分
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、ローラ・リニー、アリシア・キーズ

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韓国映画「過速スキャンダル」

 2009年制作、韓国映画。面白くてDVDを二度観してしまった。

『カンナさん大成功です!』や『猟奇的な彼女』を超え、韓国ラブコメディー部門興行成績ナンバーワンを記録した、心温まるコメディードラマ。突然出現した娘と名乗る女性に振り回される元アイドルの激動の日々を、卓越した笑いのセンスで見せる。監督は、これがデビューとなる新鋭のカン・ヒョンチョル。巻き込まれ型の主人公を『Sad Movie <サッド・ムービー>』のチャ・テヒョンが好演する。前向きで、おかしくて胸がキュンとする物語に夢中になる。

 まさにチャ・テヒョンのはまり役。ラジオ番組でDJを勤める主人公(チャ・テヒョン)は独身貴族で気侭な生活を送っていた。そこに突然現れたシングルマザーの娘と6歳の孫。その娘は、中学3年の時、隣のお姉さんとの愛の結晶だった。それから奇妙な親子3代の生活が始まるのだが・・・

 いや〜、面白かった。久しぶりの二度観をしてしまったが、無駄の無い構成でよくできている。娘の歌、孫のピアノ、主人公の歌の場面はまさにラブコメディーを超える感動ものだ。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: OVERSPEED SCANDAL/SCANDAL MAKERS
製作年度: 2009年
監督: カン・ヒョンチョル
上映時間: 108分
キャスト:チャ・テヒョン、パク・ボヨン、ワン・ソクヒョン

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洋画「バイオハザード4 アフターライフ」

 映画館にて3Dで観賞。今まで3Dは比較的前列で観ていた。3Dは後ろから観た方がいい・・・との情報で、最後列で観る事に・・・

 ミラ・ジョヴォヴィッチが最強ヒロインを演じて大ヒットしたサバイバル・アクション・シリーズで、初の3D仕様となる第4弾。ウイルス感染により荒廃した世界を舞台に、生き残った人間を救うために立ち上がったヒロインのし烈な死闘を描く。シリーズ1作目でメガホンを取ったポール・W・S・アンダーソンが再び監督として返り咲き、テレビドラマ「プリズン・ブレイク」のウェントワース・ミラーと「HEROES/ヒーローズ」のアリ・ラーターが共演。3作目のラストシーンに登場した東京から物語が始まることにも注目だ。

 バイオハザードシリーズは全て観ているが、この映画は別物のよう。いいのではなく、反対だ。ストーリーが散漫で、肝心の
ミラ・ジョヴォヴィッチがかっこ良くない。アニメのようで迫力がない。3Dのせいか、最後席のせいなのか、原因は解らない。俳優陣も、「プリズン・ブレイク」と「HEROES/ヒーローズ」の人気スターを集めてちょっと違和感を感じる。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: RESIDENT EVIL: AFTERLIFE
製作年度: 2010年
監督: ポール・W・S・アンダーソン
上映時間: 97分
キャスト:ミラ・ジョヴォヴィッチ、アリ・ラーター、キム・コーツ

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洋画「ワイルド・トランスポーター悪女の罠」

2006年ドイツ映画。テレビで放映。

この映画「アクセル」というタイトルでも出ている。どちらも同じ内容だ。好きな女性にも告白できない気弱な主人公が、とんでもない事件に巻き込まれ、犯人に仕立てられるというもの。迫力あるカーチョイスがみものだ。ボーガンで殺すプロの殺し屋が最後の殺人を主人公に託すってところは、アリエナイザーだけど。十分に楽しめた。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: AXLE/FINAL CONTRACT: DEATH ON DELIVERY
製作年度: 2006年
監督: アクセル・ザント
上映時間: 90分
キャスト:ドリュー・ファラー、ケン・ボーンズ、サム・ダグラス

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洋画「ボーン・アイデンティティー」

 2002年制作。テレビの録画で観賞。観るのは4度目ぐらいだが、何度観ても面白い。

 ある嵐の夜、イタリアの漁船が洋上に漂う意識不明の若い男を発見する。引き上げられたその男の背中には弾痕があり、皮下にはマイクロカプセルが埋め込まれ、それにはスイスの銀行の口座番号が印されていた。男はなんとか息を吹き返すが、記憶を失っており、自分の名前も分からない状態だった。数週間後、彼は身元の唯一の手掛かりであるスイスの銀行に向かう。その貸金庫にはジェイソン・ボーン名義を含め6ヵ国のパスポートや大金、そして拳銃が入っていた。やがて暗殺者たちに狙われ始めた彼は、偶然出会ったマリーの協力を得てパリへと向かうのだったが…。

 マット・デイモンの代表作となった感がある「ボーンシリーズ」の初作だ。記憶を亡くした凄腕の諜報員という設定が、自分が何者かを探す事と暗殺者たちに習われる事が同時進行するのが面白い。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: THE BOURNE IDENTITY
製作年度: 2002年
監督: ダグ・リーマン
上映時間: 119分
キャスト:マット・デイモン、フランカ・ポテンテ、クリス・クーパー

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洋画「シューテム・アップ」

 2007年制作

 一匹狼の謎の男がある陰謀に立ち向かうスタイリッシュなアクション娯楽作。偶然、死に際の妊婦から赤ん坊を託された男が巨悪相手に激しいバトルを徹底的に見せる。無敵だが情け深いヒーローを演じるのは『トゥモロー・ワールド』のクライヴ・オーウェン。彼のなじみの娼婦を『マトリックス』シリーズのモニカ・ベルッチがなまめかしく演じる。ジョン・ウーのファンであるマイケル・デイヴィス監督がみせる怒とうの銃撃戦や、ひねりの効いた小技の連続に圧倒される。

 ストーリーはどうでも良くて、銃撃戦が面白い。スピード感が良く、小気味いい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: SHOOT 'EM UP
製作年度: 2007年
監督: マイケル・デイヴィス
上映時間: 86分
キャスト:クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチ

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洋画「アフター・ザ・レイン」

 2007年制作。

 1990年代、アメリカの大学にやってきた、中国人留学生のリウ・シン(リウ・イエ)は、優秀な宇宙論を展開し、憧れの教授から助手としてチームへの参加を認められた。純粋で探究心の深いシンは、教授の出す課題にも真摯に取り組み、前途有望な青年だ。将来は、貧しい中で必死に働き仕送りをしてくれる中国の両親を呼び寄せ、ノーベル賞を取るような大発見をし、そしてアメリカ人の彼女を見つけることが夢の彼は、やっとスタート地点に立ったような気持ちで夢に溢れていた。アメリカでの生活にまだ馴染んでいなかったシンだったが、中国人留学生の後援会のジョアンナ(メリル・ストリープ)に出会い、少しずつアメリカの生活にも馴染んでくる。全てが順調に進んでいくように思えたリウの人生は、やがてその優秀さが仇となり、絶望へと続くのだった・・・

 最後は破滅へと突き進んでいくのだが、物語は、1991年にアイオワ大学で実際に起こった中国人留学生の盧剛(ルー・ガン)事件が元となっているらしい。日本でも、中国人留学生が多く、他人事ではない。

 日本の大学事情を考えると、この主人公のような優秀な人材が研究に勤しむというイメージはなく、学費を稼ぐために、必死でバイトや夜の仕事をしている方を連想してしまう。日本は、まだまだ留学生を受け入れる態勢がなっていない。恥ずかしいことだ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: DARK MATTER
製作年度: 2007年
監督: チェン・シーチェン
上映時間: 88分
キャスト:リウ・イエ、エイダン・クイン、メリル・ストリープ

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洋画「JM」

 1995年制作。北野武とキアヌ・リーヴス共演の近未来SFアクション映画。

 電子化が極限にまで進んだ近未来。特定の情報を脳に埋めこまれたチップに記憶させる“情報の運び屋”ジョニーは北京である情報を記憶するが、それは全人類の命運を賭けるものだった……。サイバーパンクの旗手、W・ギブソンが短編『記憶屋ジョニー』を自ら脚色し、アート界出身のR・ロンゴが演出にあたったSFアクション。

 15年前の映画とあって、二人とも若い。1995年に北野武とキアヌ・リーヴスの二人が共演しているというのも、驚きだが、SFというのもびっくりだ。キアヌの代表作「マトリックス」を彷彿とさせるような時代設定で、頭に埋め込まれた情報を運ぶ主人公に対し、北野武はそれを奪うやくざの役柄。面白い。あまり評判にならなかったのは、早すぎたからか?

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: JOHNNY MNEMONIC
製作年度: 1995年
監督: ロバート・ロンゴ
上映時間: 105分
キャスト:キアヌ・リーヴス、北野武、ディナ・メイヤー

Jm


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洋画「ジュリー&ジュリア」

 2009年制作。DVD観賞。

 映画『奥さまは魔女』のノーラ・エフロン監督による、すべての女性たちにオススメの応援歌。1961年に出版され、アメリカの食卓にフランス料理の大旋風を巻き起こした料理本の著者と、その本を手に幸せをつかもうとする現代女性の2つの物語を紡ぐ。魅力的な主人公を演じるのは、『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープと、エイミー・アダムス。試行錯誤の末に女性として、そして人間として光り輝く彼女たちが勇気をくれる。

 ジュリア役は、貫禄のメリル・ストリープ。ジュリー役はエイミー・アダムス。エイミー・アダムスといえば、「魔法をかけられて」でお姫様だった女優。
 物語は、彼女の友人たちは、それぞれキャリアウーマンとして活躍しているが、彼女はぱっとしない公務員。そんな彼女の趣味は料理だ。そんなある日、亭主の勧めで、彼女の尊敬する「ジュリア」のレシピを毎日作り、それをブログに書くことにする。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: JULIE & JULIA
製作年度: 2009年
監督: ノーラ・エフロン
上映時間: 123分
キャスト:メリル・ストリープ、エイミー・アダムス、スタンリー・トゥッチ

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洋画アニメ「ルイスと未来泥棒」

 2007年制作。DVDで視聴。なんといってもこのブログの名称はこの映画のタイトルをパクったもの。その割りに、まだ映画を観ていなかったというお粗末。

 ウィリアム・ジョイスの絵本「ロビンソン一家のゆかいな一日」を映画化したタイムトラベルファンタジー。原作のテイストを生かしつつ、孤独な少年が未来への大冒険を通してたくましく成長する姿をスクリーンいっぱいに映し出す。本作が長編デビュー作となるスティーブン・アンダーソン監督は、今回声優としても大活躍。ユニークな発明品の数々や、“ある秘密”の行方に心躍る。

 施設で育ったルイスは、発明マニア。未来からタイムマシンでやってきた少年と未来に行くことに・・・そしてその少年は実はルイスの・・・だった。う〜ん、よくできている。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: MEET THE ROBINSONS
製作年度: 2007年
監督: スティーヴン・J・アンダーソン
上映時間: 95分
キャスト(声):ダニエル・ハンセン、ウェズリー・シンガーマン、ニコール・サリヴァン

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