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2011年10月

ダイ・ハード4.0

テレビで4週連続放映。そのラストだ。この映画は劇場で観たが、2007年作だから、もう4年も経つのか。感覚としては昨年あたりに観た感じ。

ブルース・ウィリスが悪夢のような事件に遭遇しながらも知恵と体力を駆使して巨悪と戦い抜く、大人気アクションシリーズ第4弾。ウィリスは人間味あふれる主人公ジョン・マクレーンを演じるほか、製作も兼任。『アンダーワールド』のレン・ワイズマンを監督に迎え、全米を襲うサイバーテロの野望に立ち向かう最強に“運の悪い”男の不死身の奮闘を活写する。閉鎖的な空間での死闘が多かった前作までに比べ、カーアクション満載の豪快なアクションの数々に圧倒される。

デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。

無数の亜流作品を生んだ超人気シリーズだけに、これまで以上のスケール感を打ち出しつつ、二番煎じにならないストーリーを創造するのは容易でなかっただろう。そこで製作サイドがひねり出したのは、全米をパニックに陥れるサイバー・テロだった。このアイデアは秀逸。アナログ VS デジタルの構図で、我らがオールドファッション・ヒーローを21世紀の観客にアピールするという寸法だ。

興味深かったのは、マクレーンがこれまでにない包容力を発揮していたことだ。拉致された娘のみならず、生意気な若造ハッカーをも包み込むおおらかさ。筋金入りの「ダイ・ハード」マニアだというレン・ワイズマン監督による“マクレーンにこんな危機を切り抜けさせたかった”欲望丸出しの無邪気なスペクタクルにも、「ああ、いいぜ。お前が望むならやってやろうじゃないか」と言わんばかりの余裕が感じられるのだ。マクレーン=ブルース・ウィリスが新たに体現した“父性”というアナログな格好良さ。その頼もしさには、シリーズ初体験の若い映画ファンも大いに痺れることだろう。


おすすめ度  ☆☆☆☆☆


原題: LIVE FREE OR DIE HARD
製作年度: 2007年
監督: レン・ワイズマン
上映時間: 129分
キャスト:ブルース・ウィリス、ジャスティン・ロング、ティモシー・オリファント

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4


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カウボーイ&エイリアン

劇場で観賞。007&インディ・ジョーンズによるSF西部劇だ。

19世紀のアリゾナ州を舞台に、過去の記憶をなくした男が砂漠の町に迷い込み、町を支配する強権的な大佐らと共に宇宙からの脅威に立ち向かうSFアクション超大作。『アイアンマン』シリーズのジョン・ファヴローが監督を務め、製作にロン・ハワード、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグという強力布陣で人気グラフィック・ノベルを実写化。主演のダニエル・クレイグ、大佐役のハリソン・フォードの夢の共演も見逃せない一作だ。

過去の記憶をなくした男(ダニエル・クレイグ)が砂漠の町アブソリューションに迷い込むが、住民たちからは歓迎されなかった。また、すべては町を牛耳るダラーハイド大佐(ハリソン・フォード)の支配下にあることを知る。男の記憶の手掛かりは片方の手首にはめられた手かせだけだが、そんな中、町の上空から未曾有の脅威が襲い掛かってきて・・・。

1873年の西部の町が舞台で、エイリアンやUFOといった要素が盛り込まれているが、コメディ色いっぱいの「ワイルド・ワイルド・ウエスト」風の荒唐無稽なSF映画ではない。いわば“ジェームズ・ボンド”と“インディ・ジョーンズ”がチームを組んで、勇敢にもエイリアン相手にガンファイトを繰り広げる痛快な活劇である。愛妻を彼らに殺された主人公のガンマン(ダニエル・クレイグ)は記憶をなくした「賞金首」。いつも苦虫を潰したような顔をしている彼の左手首にはなぜかメタル製ブレスレットが嵌められている。007に登場するQの発明品のようなその腕輪は、ジョン・ファブロー監督作「アイアンマン」におけるアーマーのような、エイリアンを退治できる唯一の必殺兵器なのだ。一方の町一番の牧場主(ハリソン・フォード)もピカレスクなムードを漂わせて登場するが、放蕩息子を救うべく、ドクという名の酒場主や牧師や保安官の孫の少年らとともにエイリアン討伐隊を結成しリーダー格になると好々爺な風貌になる。道中、アパッチ族や強盗団も仲間に引き入れ、味方が一丸になったところで最終決戦に突入し、一気に盛り上がる仕組みだ。

満足感あり。カウボーイとエイリアンを闘わせるだけでなく。しっかりとストーリーが出来ていてワクワクさせる。B級映画になりそうなストーリーだが、役者がしっかりしていて、一生懸命に創ると傑作になるいい例だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: COWBOYS & ALIENS
製作年度: 2011年
監督: ジョン・ファヴロー
上映時間: 118分
キャスト:ダニエル・クレイグ、ハリソン・フォード、オリヴィア・ワイルド

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善徳(ソンドク)女王

テレビで放映されていた「善徳(ソンドク)女王」が少し前に終わった。全62話の長編ドラマだが、録画し、35話あたりから観て、またハマった。
長い韓国ドラマは、一旦観始めると、辞めるに辞められなくなり、今年は、ずっと我慢していた。後半の部分からしか観ていないので、全容は解らないが、面白い。

韓国で視聴率40%以上、独占率約50%を叩き出し続ける、脅威の時代劇が登場!! 舞台は7世紀の新羅時代。朝鮮史上初の女王で、新羅第27代の王・善徳女王が歩む波乱万丈の生涯を、実際の歴史に基づきながら、ドラマチックに描いたもの。

制作には『宮廷女官 チャングムの誓い』や『朱蒙〔チュモン〕Prince of the Legend』を手掛けたヒットメーカーたちが集結! ヒロインであり、絶対的な権力に立ち向かうトンマン公主(後の善徳女王)には『BAD LOVE〜愛に溺れて〜』でクォン・サンウの恋人役を演じ、“清楚で可愛らしい”と男女問わず人気を集めたイ・ヨウォン。妖艶な美貌で権力を握り続ける悪女・ミシルを演じるのは、韓国に社会現象を巻き起こした人気ドラマ『砂時計』や、日本で人気を博したドラマ『星の金貨』の韓国リメイク版『春の日』などに出演する人気女優、コ・ヒョンジョン。さらに、トンマン公主を愛す冷静沈着な名将キム・ユシンを、『魔王』で日本の女性たちを虜にしたオム・テウンが演じるなど、歴史超大作の名にふさわしい豪華な顔ぶれが勢ぞろい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

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M:i:3

テレビで放映。この映画を観るのは、たぶん4回目だが、何度観ても面白い。

トム・クルーズが製作と主演を兼ね、名作TVドラマ「スパイ大作戦」をリメイクした人気スパイ・アクションのシリーズ最新作。第3弾となる今作は、TV界出身の新鋭J.J.エイブラムズが監督に抜擢され、絶体絶命の危機の中でミッションを遂行する敏腕スパイ、イーサン・ハントの活躍を描く。『カポーティ』でアカデミー賞の主演男優賞に輝いたフィリップ・シーモア・ホフマンが、トムを罠にハメる悪役を怪演している点も見逃せない。

ヴィング・レイムスハリウッドスター、トム・クルーズが主演と製作を兼ねる『ミッション:インポッシブル』シリーズ第3弾。毎回、監督を変え、作品のカラーも変えてくる本シリーズ。ブライアン・デ・パルマによるサスペンス、ジョン・ウーのアクションに続き、今回中心に据えたのは、男イーサン・ハントの物語。“スパイ大作戦”というより“イーサン・ハント危機一髪!!”という具合。  愛しい人との結婚を控えたイーサンは、いまや現場を離れ、スパイを育てる側の教官として穏やかな日々を過ごしていた。しかし教え子が敵に捕らえられたことで、現場に戻ることに。

メガホンを執ったJ.J.エイブラムスは、これで劇場映画デビューとなるが、テレビ界では知られた存在。日本でも人気の「エイリアス」や「LOST」などを手がけてきた。まずは劇場映画でのお手並み拝見というところだが、本作で出ているのは、監督の色というよりも、トム・クルーズの熱意だろう。ほとんどのスタントを自らこなしたトムのアクションのガンバリは、手に汗握るというより、ひたすら感心。アクション!トムのアップ!の連続でも緊張感が続くのは、サスガ。個人的にはイーサンが変装しているために、身のこなしが早くなっている、フィリップ・シーモア・ホフマンの姿がツボ。

この映画を観るのは、たぶん4回目だが、何度観ても面白い。上海・浦東(プートン)の高層ビルを飛ぶシーンはいつ観ても痛快だ。ラストの水郷古鎮の場所が判別できないが、蘇州か?

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: MISSION: IMPOSSIBLE III/M:I:III
製作年度: 2006年
監督: J・J・エイブラムス
上映時間: 126分
キャスト:トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン

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インシテミル

テレビ録画。

時給11万2,000円という広告につられて集まった男女10人が、奇妙で危険な究極のゲームを繰り広げるスリリングな心理サスペンス。人気ミステリー作家、米澤穂信の同名小説を、『リング』『L change the WorLd』の中田秀夫監督が映画化。『DEATH NOTE デスノート』シリーズの藤原竜也をはじめ、綾瀬はるか、北大路欣也ら主役級の豪華キャストが集結。命と大金を懸けた心理戦の行方から目が離せない。

次に誰が殺されるかという興味と、最後に誰が生き残るんだろうという興味でストーリーにはハマる。その顛末を世界に配信しているという設定も面白い。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 中田秀夫
上映時間: 107分
キャスト:藤原竜也、綾瀬はるか、石原さとみ、北大路欣也

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青の炎

テレビ録画。

湘南の高校に通う17歳の少年、秀一は母・友子と妹・遥香との三人で穏やかに暮らしていた。ところがある日、母が10年前に結婚してすぐに離婚した男・曾根が現われ、家に居座ってしまったことから、平和だった家庭は一変する。曾根は傍若無人に振る舞い、母ばかりか妹にまで暴行をはたらこうとするのだった。やがて、警察や法律では問題が解決できないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺害する決意を固める。そして、“完全犯罪”の計画を練り上げると、それを実行に移す。恋人の紀子にわずかな不審を持たれた以外、その犯行は完璧なはずだった。

二宮和也は大嫌いだが、あややは大好きなので、困った配役をしてくれるものだ。松浦亜弥はつかみどころのない女の子の役だが、やはり可愛い。離婚した男・曾根の役が最初誰か解らなかったが、どこかで観た顔と思っていたら・・・しばらくして山本寛斎だと解る。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2003年
監督: 蜷川幸雄
上映時間: 116分
キャスト:二宮和也、松浦亜弥、鈴木杏

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僕の初恋をキミに捧ぐ

テレビの録画。

累計600万部を超える青木琴美の同名ベストセラーコミックを映画化した純愛ストーリー。20歳まで生きられないと宣告された少年と、彼を献身的に支えようとする少女のもどかしい恋の行方が描かれる。監督は『Life 天国で君に逢えたら』の新城毅彦。『花より男子ファイナル』の井上真央が、死を宣告された初恋相手と懸命に生きていく悲恋の少女を演じる。共演は『重力ピエロ』の岡田将生。涙なしには観られない珠玉のラブストーリーだ。

井上真央がまぶしい。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2009年
監督: 新城毅彦
上映時間: 122分
キャスト:井上真央、岡田将生、杉本哲太

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マーズ・アタック!

テレビで放映。録画視聴。

ハッブル宇宙望遠鏡が、円盤の大編隊を確認! 慌てたデイル大統領は、スタッフを召集。友好的だと判明すると、ネバダ州の砂漠でついに火星人と対面することに。世紀の瞬間をテレビ中継で見守る人々。だが火星人はレーザー兵器で人々を虐殺し始めた! 奇才ティム・バートンが贈る、笑い連続の地球侵略映画。

ジャック・ニコルソンはじめ蒼々たるメンバーが出演しているのにビックリ。しかし、内容は・・・ひどい。
マンガチックな火星人に違和感。CGもひどい。

おすすめ度  ☆☆

原題: MARS ATTACKS!
製作年度: 1996年
監督: ティム・バートン
上映時間: 105分
キャスト:ジャック・ニコルソン、グレン・クローズ、アネット・ベニング

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ダイハード3

4週連続で「ダイハード」をテレビで放映。その3回目。

大ヒット・シリーズ第3弾。ニューヨークの繁華街で爆破テロが発生する。サイモンと名乗る男から犯行声明が出され、次の爆破が予告される。そして、もし防ぎたかったらジョン・マクレーン刑事に黒人街ハーレムで「俺は黒人が大嫌い」という看板を掲げろと命令する。またしても運の悪さを見せつけるマクレーン刑事と、些細な事から事件に巻き込まれた黒人ゼウスのにわかコンビが爆弾テロリストに立ち向かう。相棒に扮するS・L・ジャクソンが好演。

ブルース・ウィリスの代表作となった「ダイハード」は、なんと言っても痛快なアクションが魅力だ。
第1弾は高層ビル、第2弾は、空港だったが、今回は地下鉄と銀行と船が舞台となる。迫力はどのシリーズも互角だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: DIE HARD: WITH A VENGEANCE
製作年度: 1995年
監督: ジョン・マクティアナン
上映時間: 128分
キャスト:ブルース・ウィリス、ジェレミー・アイアンズ、サミュエル・L・ジャクソン

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スター・ウォーズ/ジェダイの復讐

昨日テレビで放映していたので、久しぶりに観賞、懐かしかった。


このシリーズは、今までに10本制作されている。この「ジェダイの復讐」は3作目の作品だ。

スター・ウォーズ                 1977
スター・ウォーズ/帝国の逆襲           1980
スター・ウォーズ/ジェダイの復讐         1983
スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 特別篇       1997
スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇         1997
スター・ウォーズ 特別篇              1997
スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス 1999
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃    2002
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐      2005
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ      2008

ジャバ・ザ・ハットの宮殿を襲い炭素冷凍されたハン・ソロを救出するルーク一行。再びダゴバを訪れたルークに、レイアが妹である事、父ダース・ベイダーと戦わねばならぬ事を告げたヨーダは息を引き取った。帝国軍が建造中のスーパー・デス・スターが惑星エンドアからのエネルギー・フィールドで防御されている事を知った反乱軍は、空陸の二面攻撃を決定。ハン・ソロ、レイア率いるエンドアでの地上戦と、ランド指揮による宇宙戦が開始された。そしてルークは彼をフォースの暗黒面に引きずりこもうとしているダース・ベイダーと最後の闘いに挑むのだった。

ハリソン・フォードの若いのにびっくり。1983年というと、28年前だから当たり前か。この作品で、ヨーダが死に、ダース・ベイダーも死んだ事はすっかり忘れていた。内容的には、最終回のシナリオだったのだ。

「スター・ウォーズ」は、新たな時代を創った作品である。ルーカス、スピルバーグ時代のはじまりとも言える。

オススメ度  ☆☆☆

原題: RETURN OF THE JEDI
製作年度: 1983年
監督: リチャード・マーカンド
上映時間: 133分
キャスト:マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー

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ダイ・ハード2

大ヒット・シリーズ第2弾。ワシントンに護送されてくる中南米の麻薬王。その奪還を図る傭兵部隊によってダレス空港はその機能を停止、上空で待機する旅客機全てが人質となった。妻の到着を待っていたためにまたしても“クリスマスの悪夢”に見舞われた刑事ジョン・マクレーンの弧軍奮闘ぶりがかなりの劇画調で描かれる。

1作目のナカトミビルの事件で有名になった刑事ジョン・マクレーン。今回はダレス空港が舞台だ。おなじみとなった嫌われ者のテレビのキャスターや前回心を通わせた黒人警官が出ていて面白い。

飛行機が爆発したり、ハチャメチャなところがいい。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: DIE HARD 2
製作年度: 1990年
監督: レニー・ハーリン
上映時間: 124分
キャスト:ブルース・ウィリス、ボニー・ベデリア、ウィリアム・サドラー

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ダイ・ハード

「ダイ・ハード」シリーズがテレビで放映されている。4週連続とか。その第1作目。

クリスマス。武装テロリストに占拠された日本企業のハイテク高層ビルを舞台に、たった一人の刑事の戦いを描いた超娯楽作。伏線が隅々まで生きる脚本、絵空事ではない描写に最大限の効果を発揮したSFX、それらを手際良くまとめた演出で素晴らしいアクション映画の傑作となっている。スーパー・ヒーロー然としていない人間臭い主人公に扮したB・ウィリスは好演。

ブルース・ウィリスの代表作とも言える「ダイ・ハード」だが、この一作目には度肝を抜かれる。まさにアクション映画の傑作だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: DIE HARD
製作年度: 1988年
監督: ジョン・マクティアナン
上映時間: 131分
キャスト:ブルース・ウィリス、アラン・リックマン、ボニー・ベデリア

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カンフーハッスル

テレビ録画を観賞。

『少林サッカー』の大ヒットにより香港だけでなく日本でも人気に火がついた、チャウ・シンチーの監督、脚本、主演を務める最新作。60から70年代のカンフー映画にオマージュを捧げ、その時代に大活躍していたユン・ワーやチウ・チーリン、そしてあのブルース・リャンを迎え“ありえない”というほど従来のアクションを超越したカンフー映画を作りあげた。シンチーの幼少時代の記憶を映像化したアパート“豚小屋砦”は要チェック。

冷酷無情なギャング団“斧頭会”のメンバーを目指すシン(チャウ・シンチー)とその相棒(ラム・ジーチョン)は、貧困地区の豚小屋砦で小金を騙し取ろうとするが・・・。

マンガチックな娯楽映画。ありえない大げさなアクションには笑うしかない。

おすすめ度  ☆☆

原題: KUNG FU HUSTLE
製作年度: 2004年
監督: チャウ・シンチー
上映時間: 103分
キャスト:チャウ・シンチー、ユン・ワー、ユン・チウ

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猿の惑星:創世記(ジェネシス)

公開中の話題の映画。劇場で観賞。

人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった『猿の惑星』の前日譚をひもとく話題作。現代のサンフランシスコを舞台に、1匹の猿の突然変異的な進化と自由を求める戦いが人類にとって脅威になっていく様が描かれる。『127時間』のジェームズ・フランコ、『スラムドッグ$ミリオネア』のフリーダ・ピントらが出演。『アバター』のWETAデジタルによる革新的なCGIにも注目。

現代のサンフランシスコ。高い知能を持つ猿のシーザーは人類に裏切られ、自分の仲間である猿を率い、自由のために人類との戦いに向けて立ち上がることに。人類のごう慢さが、猿の知能を発達させてしまう要因となり、人類にとって最大の危機を巻き起こしていく。

猿の惑星シリーズの最新作だが、今までのシリーズとは一味も二味も違う。まず、CGなのか実写なのかまるで区別がつかない。映像の迫力の次元が違う。

続編に期待したい。

今年一番かも。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: RISE OF THE PLANET OF THE APES
製作年度: 2011年
監督: ルパート・ワイアット
上映時間: 106分
キャスト:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー

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真珠の耳飾りの少女

テレビ録画を観賞。

17世紀オランダの天才画家フェルメールの肖像画をモチーフにしたベストセラー小説を映画化。妻子のいる天才画家と、彼と運命で結ばれた少女のもどかしくもプラトニックでありながらも官能的な愛の物語が展開する。名画「真珠の耳飾りの少女」のモデルとして描かれる主人公グリートを演じるのは『ロスト・イン・トランスレーション』のスカーレット・ヨハンソン。共演には『ラブ・アクチュアリー』のコリン・ファースらが名を連ねている。17世紀オランダを再現した美術や衣装も必見。

1665年オランダ。失明した父の代わりに家計を支えるため、画家フェルメール(コリン・ファース)の家で使用人として働くことになった17歳の少女グリート(スカーレット・ヨハンソン)。やがて、その美的センスをフェルメールに認められた彼女は、彼の手伝いをし始める。

1枚の傑作が生まれた背景が描かれる。17世紀オランダを再現した衣装に惹かれる。映像自体がまるで絵画のようだ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: GIRL WITH A PEARL EARRING
製作年度: 2003年
監督: ピーター・ウェーバー
上映時間: 100分
キャスト:スカーレット・ヨハンソン、コリン・ファース、トム・ウィルキンソン

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ザ・ホークス ハワード・ヒューズを売った男

DVDで観賞。

『HACHI 約束の犬』のラッセ・ハルストレム監督が、1970年代にアメリカで実際に起きた詐欺事件を基に描く人間ドラマ。当時隠遁生活を送っていた、大富豪ハワード・ヒューズの偽の自伝を創作した作家の驚くべき手腕を鮮やかに映し出す。憎めない主人公を、『シカゴ』のリチャード・ギアが熱演。彼の親友に『17歳の肖像』のアルフレッド・モリナがふんしている。次第にうそと現実の境界線があいまいになっていく展開に、くぎ付けとなる。

970年代アメリカ、作家クリフォード・アーヴィング(リチャード・ギア)は自分の作品を出版社に売り込むも、いつも没になっていた。そんなある日、彼は公式の場にまったく姿を見せない変わり者の大富豪ハワード・ヒューズのニセ自伝を書くことを思いつく。早速出版社にハワードの偽の依頼手紙を持ち込み周囲をだまし、親友のディック(アルフレッド・モリナ)と必死にリサーチを開始する。

面白かった。実際に起きた詐欺事件というのもすごい。リチャード・ギアが熱演。ホークスとは「でっちあげ」のこと。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE HOAX
製作年度: 2006年
監督: ラッセ・ハルストレム
上映時間: 116分
キャスト:リチャード・ギア、アルフレッド・モリナ、マーシャ・ゲイ・ハーデン

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雷桜

DVD観賞。

徳川将軍家に生まれた男と村の娘との運命の出会いと身分違いの恋を、『重力ピエロ』の岡田将生と『フラガール』の蒼井優を主演に迎え、切なく描く恋愛時代劇。宇江佐真理の小説を基に、『ヴァイブレータ』『余命1か月の花嫁』などの廣木隆一監督が映画化。さらには家臣役の小出恵介ほか、柄本明、時任三郎など豪華キャストが集結。沖縄や茨城など日本各地でロケーションを行い、原作のもつはかなく幻想的なムードを映し出している。

母の愛を知らずに育った、徳川将軍・秀斉の十七男、清水斉道(岡田将生)。心の病にかかった斉道は、静養のため瀬田村へ向かうことに。道中、瀬田山の中腹で、落雷に撃たれたイチョウの根元に桜が芽をつけた奇妙な巨木、雷桜の下で、斉道は雷(蒼井優)と呼ばれる自由奔放な娘と運命の出会いを果たす。

まさに恋愛時代劇。二人の絆をもう少し強調してほしかった。

おすすめ度 ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 廣木隆一
上映時間: 133分
キャスト:岡田将生、蒼井優、小出恵介

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SPACE BATTLESHIP ヤマト

DVD観賞。

国民的アニメの金字塔として、1974年の放送当時から長年にわたって愛されてきたテレビアニメ「宇宙戦艦ヤマト」を実写映画化。地球からはるか彼方のイスカンダル星を目指し、古代進ら宇宙戦艦ヤマトの乗組員たちが戦いの旅を繰り広げる。監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴。主人公の古代進を木村拓哉、女性パイロットの森雪を黒木メイサが演じる。日本最高峰のVFXチームを率い、最新技術を駆使した圧巻のCG映像が見どころ。

194年、外宇宙に突如として現れた敵・ガミラスが地球への侵攻を開始し、人類の大半が死亡してしまう。5年後、地球が放射能で汚染される中、かつてエースパイロットとして活躍していた古代進(木村拓哉)は、はるか彼方のイスカンダル星に放射能除去装置がある事実を知り、宇宙戦艦ヤマトで仲間と共にイスカンダル星へ向かう。

ストーリーに期待はしていなかったものの、なかなか。

日本のVFX最新CG技術がどこまで進化したかが良くわかる。この分野はもっと頑張ってほしいところだ。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 山崎貴
上映時間: 138分
キャスト:木村拓哉、黒木メイサ、柳葉敏郎

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少年マイロの火星冒険記

DVD新作。

文明が発達した火星を舞台に、母親を連れ去られてしまった少年マイロが体験する冒険を最新のVFXでダイナミックに描き出すSFアニメ。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのロバート・ゼメキスが製作にあたり、監督は『タイムマシン』のサイモン・ウェルズが務める。少年マイロの声を『オースティン・パワーズ』シリーズのセス・グリーンが担当。まるで本当に宇宙旅行をしているかのような奥行きを感じさせるリアルな映像に引き込まれる。

母親とケンカばかりの9歳の少年マイロ。ところがある日、その母親が何者かにさらわれる事件が発生。マイロは母親を夢中で追い掛けるうちに、ロケットに飛び乗ってしまう。ロケットが到着したのは、高度な文明と技術の発展を遂げた火星。マイロは母親を救うため、火星の地に一歩を踏み出す。

DVDなので3Dでは無かったので残念だが、一瞬実写かと迷うようなリアル感の映像。途中は少し間延びするが、ラストはしっかり感動させてくれる。テーマは「ファミリー」だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: MARS NEEDS MOMS
製作年度: 2011年
監督: サイモン・ウェルズ
上映時間: 89分
キャスト(声):セス・グリーン、ダン・フォグラー、ジョーン・キューザック

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借りぐらしのアリエッティ

DVDで観賞。

メアリー・ノートンのファンタジー小説「床下の小人たち」を基に、古い家の台所の下に暮らす小人一家の物語が展開するジブリ・アニメ。企画は『崖の上のポニョ』の宮崎駿が担当し、『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』といったジブリ作品にかかわってきた米林宏昌が監督を務める。舞台を1950年代のイギリスから現代の日本に移した設定と、人間の少年との出会いによって翻弄される小人の少女アリエッティの運命の行方に注目だ。

古い家の台所の下に住み、暮らしに必要なものはすべて床の上の人間から借りてくる借りぐらしの小人たち。そんな小人一家の14歳、アリエッティは、好奇心と伸びやかな感性を持つ少女。だが、人間に見られないよう、目立たないよう、つつましさと用心深さを求められる毎日を送っていた。

見逃したジブリ・アニメだったがやっと観ることが出来た。

感動的な場面を期待したが、期待が大きかったせいかやや不満が残る。アリエッティのキャラに今一つ惹き込まれなかったのと、ストーリーの展開が遅いのが不満。

おすすめ度  ☆☆☆

製作年度: 2010年
監督: 米林宏昌
上映時間: 94分
キャスト(声):志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ

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アジャストメント

DVD新作。

『マイノリティ・リポート』などの原作者フィリップ・K・ディックの短編小説を、『ボーン』シリーズのマット・デイモン主演で映画化したサスペンスアクション。第三者によって運命を支配された現実を舞台に、巨大な陰謀に立ち向かう男の奮闘を描く。監督は『ボーン・アルティメイタム』などの脚本家ジョージ・ノルフィ。主人公と愛し合うヒロインを『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラントが演じる。独創的かつ衝撃的な設定と予測が困難な展開に注目だ。

政治家のデヴィッド(マット・デイモン)は、ある日、バレリーナのエリース(エミリー・ブラント)と恋に落ちる。しかし、突如現れた男たち、“アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”によって拉致されてしまうデヴィッド。彼らの目的は、本来愛し合う予定ではなかったデヴィッドとエリースの運命を操作することだった。

運命を支配する組織“アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”によって引き離される2人が敢然と運命に立ち向かうというストーリーが秀逸。マット・デイモン、エミリー・ブラントが魅力的だ。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE ADJUSTMENT BUREAU
製作年度: 2011年
監督: ジョージ・ノルフィ
上映時間: 106分
キャスト:マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー

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X-MEN ファースト・ゼネレーション

DVD新作。

遺伝子の突然変異で超人的パワーが覚せいしたミュータントの苦悩と冒険を描いたSFアクションムービー。今作では、X-MENの起源に焦点を絞り、ミュータント第一世代のドラマを壮絶なVFXアクションと衝撃のストーリーで活写する。『キック・アス』のマシュー・ヴォーンが監督を務めるほか、シリーズの立役者ブライアン・シンガーが製作として本作に復帰。『ウォンテッド』のジェームズ・マカヴォイ、『イングロリアス・バスターズ』のマイケル・ファスベンダー、ジェニファー・ローレンス、ケヴィン・ベーコンら実力派キャストの激闘に注目。

裕福な家に生まれ、名門大学に通うチャールズ(ジェームズ・マカヴォイ)は強力なテレパシーを使うことができるミュータントだったが、自分と同じような能力を持つ者の存在に気付き始めていた。やがて強力な磁力を発生させ、金属を自在に操ることのできるエリック(マイケル・ファスベンダー)と出会う。彼らは親友となり、自分たちと同じような若者たちを探し始めるが・・・

X-MENシリーズの新作だが、X-MENのリーダーであるチャールズを中心に、若き時代を描く。ミュータントが何故2派に分かれて闘うようになったか、チャールズが何故車いすに乗ることになったのか等、数々の疑問が解明される。ウルヴァリンはまだ登場していないが、劇中にバーで一瞬だが、顔を出すのも愛嬌か。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: X-MEN: FIRST CLASS
製作年度: 2011年
監督: マシュー・ヴォーン
上映時間: 131分
キャスト:ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン

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