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2012年8月

タイム TIME

テクノロジーの発展によって老化を克服し裕福な者は永遠に生きられる一方、貧しい者は寿命のために働き続けなければならない近未来を舞台にしたアクション・サスペンス。監督は『ガタカ』のアンドリュー・ニコルが務め、斬新な発想で時間に支配された究極の格差社会を描き出す。主演は、『ソーシャル・ネットワーク』のジャスティン・ティンバーレイク。共演には『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド、『ダークナイト』のキリアン・マーフィら多彩な顔ぶれがそろう。

通貨が時間という発想が面白い。富裕層と貧困層が別の街に住むというのは、トータル・リコールと似ている。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: IN TIME

製作年度: 2011年

監督: アンドリュー・ニコル

上映時間: 109分

キャスト:ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライドア、レックス・ペティファー
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決闘の大地で

『マイウェイ 12,000キロの真実』の韓国のスター、チャン・ドンゴンがハリウッドデビューを飾った西部劇。生涯暗殺者として生きる宿命を背負った男が、味方に命を狙われる身となり、初めて人間らしさを取り戻すという皮肉なドラマを驚きのアクションで描く。ヒロインに『ラスベガスをぶっつぶせ』のケイト・ボスワース。酔いどれガンマンを演じた『英国王のスピーチ』の名優ジェフリー・ラッシュらと共に見せる決闘シーンは圧巻。

これは、韓国映画なのか、ハリウッド映画なのか判別できないが、どう観ても舞台は西部だ。チャン・ドンゴンがめっちゃカッコいいので、ファンなら必見の映画だろう。

相手役のケイト・ボスワース。誰かに似てると思っていたら、知り合いのなっちゃんだった。

おすすめ度  ☆☆☆☆

原題: THE WARRIOR'S WAY

製作年度: 2010年

監督: イ・スンム

上映時間: 100分

キャスト:チャン・ドンゴン、ケイト・ボスワース、ダニー・ヒューストン
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トータル・リコール

フィリップ・K・ディックの短編小説「トータル・リコール(旧題:追憶売ります)」を映画化し、大ヒットした『トータル・リコール』をリメイクしたSF大作。監督を務めるのは『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン。かつてアーノルド・シュワルツェネッガーが演じた主人公を『フライトナイト/恐怖の夜』などのコリン・ファレルが演じ、その妻を『アンダーワールド』シリーズのケイト・ベッキンセイルが熱演する。迫力満点のアクションがさく裂する斬新な映像に目を奪われる。

1990年作の『トータル・リコール』は、シュワルツェネッガー・シャロン・ストーンが出演。「ロボコップ」のポール・ヴァーホーヴェンがフィリップ・K・ディックの短編小説『追憶売ります』を基に描いたSF・アドベンチャーだ。西暦2084年。火星の夢にとりつかれた一人の技師が、夢による疑似体験を受けようとした事から何者かに命を狙われ始める。今の記憶が植え付けられた物である事を知った男は本当の自分を探すため火星へ飛び立つというもの。

設定は異なるが、アイデアは同じという感じ。面白い。未来の都市も興味深かった。

おすすめ度  ☆☆☆☆☆

原題: TOTAL RECALL

製作年度: 2012年

監督: レン・ワイズマン

上映時間: 118分

キャスト:コリン・ファレル、ケイト・ベッキンセイル、ジェシカ・ビールPhoto


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